関西の田舎で山間部に住むフリーランスでネット回線必須の筆者です。
楽天モバイルの電波は最悪や酷評を目にすることが多いので、キャリア変更をためらっている方も多いのではないでしょうか。
わたしは楽天モバイルが現在の、docomo、au、ソフトバンクと並ぶ、MNO4キャリアになる以前のMVNO時代からメインのスマホとして楽天モバイルを利用しています。
- 田舎でも本当に電波がつながるのか?
- 料金は本当に安くなるのか?
- 酷評を見ることが多いが、本当に不便なく使えるのか?
など、楽天モバイルユーザー歴10年目のわたしが本音と評判を照らしてご紹介したいと思います。
結論から言うと、超田舎の山間部に位置するわが家でもなんら問題なく使えており、9年間キャリア変更することなく今に至ります。
しかしメリットだけではなく、使って感じたデメリットがあることも確かです。
目次では下記の項目を押していただくと読みたいところへジャンプできます。
楽天モバイル田舎でも本当に電波がつながるのか?
楽天モバイルに乗り換えを検討する第1位の要因としても挙げられる項目、田舎でも本当に電波がつながるのか?ですが、答えはYES。
わが家は関西の田舎で山間部に位置し、2023年末最近までauのパートナー回線でした。2024年2月現在は楽天モバイルのデータ高速無制限エリアに入りました!
パートナー回線だったからこそ、かもしれませんがお陰で電波がなかったことはほぼありませんでした。
しかし大都心に住んでいるユーザーの評判が酷評なことも確かです。
評判を読んでいてお気づきかと思いますが、田舎ではなく圧倒的に都会の方が繋がりにくいクチコミが多いです。
しかし神戸や大阪に出張や旅行で行きますが、その際も繋がりづらい印象はありませんでした。
やはり関東近郊の首都圏がいちばん繋がりにくいのかもしれません。
プラチナバンドとは
ニュース等でプラチナバンドという言葉を耳にしたことはないでしょうか?
ビルや障害物を避けて電波を送る特性のあるプラチナバンド、高層ビルや建物、地下のような壁だらけの都会だからこそ、電波を遮られて繋がりづらいのです。
それに比べて田舎は小高い山だらけですが、ビルや建物なく遮るものがないのです(笑)。
なので都会よりも田舎の方が圧倒的に楽天モバイルは繋がりやすい!と言っても過言ではありません。
デメリット プラチナバンドの割当て数
プラチナバンドについて1つ前の項で説明しましたが、実はこのプラチナバンドの割当てが他3第キャリアに比べて少ないのです。
楽天モバイルの最大のデメリットとして挙げられるでしょう。
この資料は2022年8月末時点で楽天モバイルが総務省に提出している資料から抜粋しています。
こちらの見ても他社の1/6しかプラチナバンドが割り当てられていません。その結果、遮るものの多い都会では繋がりづらいということが明確です。
割当て数だけでなく、プラチナバンドには繋がりやすい周波数があります。
しかし楽天モバイルのプラチナバンドは1.7GHz帯のみであることも繋がりづらい要因のひとつです。
メリット 料金は本当に安くなるのか?
都会よりも田舎の電波が繋がりやすいと分かった上で、料金は本当に安くなるのか?
答えはYESです。2023年6月より「Rakuten 最強プラン」開始され、パートナー回線も無制限利用可能になりました。
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格安SIM 楽天MVNO
わたしは9年前から楽天のMVMO(格安SIM)を利用しており、プランSを利用していたのでMVMOの月額は税込み3,278円でした。
データSIMと呼ばれるインターネット利用のみのプランしか選択できなかったので、電話をかけた際はこの基本料金にかけた分の電話代が一緒に請求されていました。
SMSも1通10円ぐらいかかっていました。なので合計すると4,500円/月 前後でした。
電話を頻繁にかける場合はオプションにてかけ放題850円をプラスするようになっています。
あれば便利だけど、電話をかけなかった場合は勿体ない。組み合わせは自由なようで不自由さを感じていました。
なんだかんだチリツモで5000円前後かかっていました。
楽天MNO 最強プラン
対する楽天モバイル(MNO)はプランは1つです。
4つ目のキャリアになった当初から話題になっていたことが記憶に新しいですが「Rakuten UN-LIMIT 」としてスタートし、使ったギガ数に応じて月額料金が決まる仕組みです。
楽天MVNO利用時は、契約プランのギガ数を超えると料金は変わりませんが速度がとてつもなく遅くなります。
しかし楽天モバイルだと20ギガを超えても3,278円です。
わたしは家の中ではWiーfiを利用するため、毎月3ギガを超すことはまずありません。
毎月1,078円のみです。(ユニバーサル利用料が3円/月プラス)
機種も楽天モバイルで分割して購入していれば、分割の料金がプラスされます。わたしの場合は1,480円ほど。
両方を合計しても2,561円です。MVNOの月額よりも単純計算で2,000円ほど安くなっています。
楽天モバイル料金 シュミレーション
2024年の2月1日から、「スマホ料金をチェックするだけで100ポイントプレゼント」キャンペーンを開始しています。
対象:Rakuten最強プランご契約中でない方
対象のページからスマホ料金をシミュレーションするだけで、 楽天ポイントを100ポイントプレゼントするキャンペーンです。 (※注1)期間限定ポイント、特典はおひとり様1度のみ。詳しくはキャンペーンページをご確認ください キャンペーンページURL:https://network.mobile.rakuten.co.jp/campaign/fee-simulation/
シュミレーションするだけなのは珍しい!このようなキャンペーンは基本何かしら利用や申込みが必要ですが、一切不要です。
わたしも試しにポチポチしてたら1分以内にシュミレーション完了しました。
デメリットがないので今回のシュミレーションは楽天モバイルが気になっている方はぜひ。
楽天モバイルの商品詳細
ここまで楽天モバイルユーザー9年目の評判と本音についてお話ししてきました。
ここからは2024年2月時点の楽天モバイルの詳細についてです。
楽天モバイル 3つの最強とは
楽天モバイルの公式サイトを見ていると3つの最強を謳っています。
- データ通信が最強
- 価格が最強
- 通話が最強
楽天モバイル ①データ通信最強
プランはギガ数に応じた価格になっています。
便利なのは使わなかったら勝手に安くなります。
楽天モバイル ②価格が最強
データ容量を20ギガ越しても、データの速度が変わらないのは嬉しいポイント。
楽天モバイル ③通話が最強
通話は「Rakuten Link」のアプリを利用すれば、電話もかけ放題でSMSもし放題です。
このあたりはMVNO時代にとても不便を感じていたところだったので、正直かなり使い勝手が良くなりました。
楽天モバイル契約後のメリット
楽天ポイントがザクザク貯まる
楽天市場でお買い物をすることが多い方や、楽天経済圏を利用している人は楽天モバイル契約はメリット大です。
- 楽天市場のお買い物、楽天スーパーポイント常時5倍。通常1倍
- 街でのカード利用常時2倍(要エントリー)。通常1倍
2023年度に楽天のSPUがかなり改悪されました。ですが楽天モバイル利用のおかげで加算されているSPUは高い…!毎月ポイント付与を眺めていて感じます。
紹介キャンペーン
- 紹介する方7,000ポイント付与
- 紹介される方(はじめて申込み) 電話番号そのまま13,000ポイント、乗り換え以外6,000ポイントの進呈
このキャンペーンは2023年2月15日(水)7:00からスタートした第3弾で、終了日未定。
すでに1年ほどやってますね。太っ腹。
※予告なく特典内容の変更、キャンペーンの中止を行う可能性があります。
エンタメコンテンツがお得に楽しめる
- NBA、パ・リーグの試合が追加料金無料視聴
- 楽天マガジン・楽天ミュージックが初回90日間無料
- youtube premiumが初回90日間無料
この特典は知らなかったですが、楽天モバイルを契約したら即申込みしたい特典ですね。
調べたところ解約はもちろん無料、ただし90日以内に解約をしないと自動継続になるので注意が必要です。
楽天モバイル申し込みの際の注意点
楽天モバイルが届いてからの設定は付属のカラー説明書通りに行えば、めちゃくちゃ簡単でした。
ですが、番号そのまま(通称MNP)を利用する際にとても手間取ったので、抜粋します。
MNP予約番号取得
ドコモやau、ソフトバンク、その他格安SIMから楽天モバイルに乗り換えする場合は、MNP予約番号の取得が必須です。
取得してから15日以内に楽天モバイルで開通手続きを行わないと、取得したMNPの予約番号が使用できなくなります。
わたしが手間取った理由は新機種を一緒に申込みしたので、届くまでの日数と、元々のスマホデータを念のためPCにバックアップしていたら15日間が過ぎていました。
次のMNP予約番号がすぐ取得できず手間取った記憶があるので、MNP予約番号には15日間の期限があることを覚えておく必要があります。
ここさえポイントを押さえていたら乗り換え手続きは難しくありません。
楽天モバイル 家族割りのやり方
2024年の2月21日から「家族割り」がスタートしました。21日に登録をしようと確認したところ終日登録ができませんでした。
現在問題は解消されているようです。わたしも22日の朝9時頃に楽天モバイルアプリの更新がかかり、グループ作成ボタンがでてきました。
ボタンが出さえすれば、家族割り適用操作は簡単です。2分ほど。
正常であればログインしようとすると更新がかかります。
更新後、再ログインし「グループを作成する」ボタンを押します。作成者&管理者を自分の電話番号(選択)にします。
割引を適用する家族にコピーしたリンクをLINE等で送ります。
送ったリンクからログインしてもらい、承認を押せば「家族割り」について登録完了です。作成者&管理者の画面でグループを確認し、承認者が参加者としてはいっていれば大丈夫です。
【まとめ】楽天モバイルの電波は最悪?楽天モバイルユーザー9年目の本音と評判
楽天モバイルについてメリットとデメリットを本音でご紹介してきました。
楽天モバイルの電波は最悪?というのは改めて首都圏近郊は繋がりづらく、田舎ほどよくつながることが分かりました。
田舎が繋がりやすいのは利点でも人口が多いのは圧倒的に都会なので、都会の方が使いづらいのは契約者数に響くだろうなというのが本音です。
ですが2023年12月時点で楽天モバイルの契約数が600万回線を突破し、日々サービス向上に取り組んでいるようです。
オリコン顧客満足度®調査では携帯キャリアの料金プラン/コストパフォーマンス 3年連続No.1 を獲得。
価格や通信の品質的にも田舎に住まう分には問題がないので、楽天モバイルユーザー9年目のわたしはこれからも楽天モバイルを利用したいと思います。
楽天モバイルの通信事情に不安を持たれていた方のお悩みがすこしでも解決されていれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。