【オンライン診療】キッズドクター発熱を利用。対応地域や体験して感じたメリット・デメリット

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2024年の10月下旬にスマホアプリの「キッズドクター」をはじめて利用し、オンライン診療で小児科「発熱」を受診した記録です。

結論から言うと、オンライン診療があってよかったの一言。

どういう時にキッズドクターを使う?

・近隣に夜間救急がない地域や田舎
・週末で小児科が開いてない
・夜の急な高熱など自己判断は避けたい
・兄弟がいて病院へ連れていけない

場合などの利用は、本当に助かるメリットだらけのオンライン診療だと感じました。

夜間のどうしようもない時ほど心細いことはありません。通常の診療とうまく使い分けができれば、オンライン診療はとても素晴らしいシステムだと思います。

今回利用するにあたり、オンライン診療のキッズドクターの口コミや評判をネット上ではあまり見かけなかったので、わが家が実際に利用した際のメリット・デメリットをまとめました。

目次

オンライン診療キッズドクター

オンライン診療のキッズドクターを利用することになった背景からお伝えします。

キッズドクターを利用した背景

・毎日17時まで保育園登園中の6歳男児
・基本相当元気。年に1,2回しか熱がでない
・発熱しても翌日に下がるパターンが多い
・不調の部位を言える意思疎通はできる年齢

上記のように息子は基本元気なため、病院にかかることがほぼありません。※花粉症もちなのでかかりつけ医はあり。

発熱した当日~受診まで

・(金)朝~夕方まで元気
・16時30に園から38℃の発熱で迎え依頼の受電
・自宅に戻り38.5℃になり、アイスを食べて寝る
夜間もつねに熱いが、息子は起きることなく寝る
・(土)翌朝37.7℃に
・食欲はないが、朝アイスだけ食べる
・昼 こう物の大判焼きを1つ+またアイスを食べる
・昼過ぎ~基本38℃台。最高38.8℃に
・昼~夕方まで寝たり起きたり時々TVを見たり
・夜ごはんは食欲なし。あまり飲み物も飲みたがらず
・21時 熱下がらず39℃台に上がる
・21時半キッズドクターを利用しようと判断
・22時 キッズドクターオンライン診療受診

金曜日の夕方に発熱したものの、元気もあり普段は一晩寝て翌朝にはさがっているパターンが多いため様子見で病院受診はせず。

しかし翌日(土)も解熱せず。会話もできるし、糖分も取れているし…とひきつづき様子見。

しかし21時にさらに熱があがり、週末・さらに夜間ということで通常の病院は開いていない時間に。

不安になってネット検索をしたところで、キッズドクターを発見→即登録→受診しました。

キッズドクターオンライン診療のメリット・デメリット

実際にキッズドクターのオンライン診療を受診して、メリット8割、デメリット2割だと感じました。※あくまでも個人の主観です。

メリット

アプリに登録すると、オペレーターと繋がり、その後医師へと繋がれます。

・アプリの登録が簡単だった
・アプリは迷うことなく操作しやすい
・具合の悪い子を連れて病院に行かなくていい
・待ち時間がない
・普段受診できない病院の夜間診療を受けられる
・週末は24時まで診療を受けられる
・オペレーターの判断や処理がはやい
・医師のアドバイスが的確だった
・処方箋も出してくれる
・医療費助成がある都道府県・地域はすべて無料

具合が悪い子供を病院へ連れて行き、待つのは、もっと辛くならないかな?と思わなくて済むのが最大のメリットです。

息子は起き上がるのも辛かったので寝たまま診療を受けることもできました。

オペレーターや医師の判断がかなり的確で早いと感じました。

デメリット

・触診や呼吸音などは聴いてもらえない
・スマホの性能が上がりすぎて、勝手に色補正するため顔色や発疹が伝わりづらい
・自宅の電球の色でも患者の見え方が変わる
・処方箋はでても受け取る薬局が休みの場合は月曜日になる
・受診前の様子を伝える際の親の文章力が必要

オンラインなので、触診や呼吸音が聴けないのは受診前から分かっていたので、正直デメリットほどではありませんでした。

今回息子は高熱により発疹が少しでていたのですが、その発疹がスマホのカメラでも勝手に補正されて写りにくい…。

またわが家の電球がオレンジ色の電球色のため、発疹の赤みと夜間というのが相まって、これまた見にくい。

このあたりはオンライン診療のデメリットだと感じました。

デメリットとトラブル

デメリットも許容範囲ではありましたが、トラブルもあったので記載します。

わが家が住む地域は冒頭でもお伝えした通り、山間部でかなりの田舎で住んでいる市の調剤薬局は土曜午後から日曜日は休みだと記憶していました。

薬を処方された場合はオンライン診療が終わり、薬を受けとる薬局をアプリ内で指定するのですが、その際に私は月曜日受け取りのかかりつけ薬局を指定しました。

しかしオペレーターさんが気を利かせ、日曜日開いている調剤薬局が2か所ありますよ、とリンクを送ってくれ、息子の症状も心配だから明日受け取れる薬局を指定されませんか?と提案がありました。

車で30分ほどの距離でしたが、開いているとは知らなかったし、ありがたい情報としてかかりつけでない薬局に決めました。※処方箋はキッズドクターからFAXを入れてくれます。

トラブル 続き

翌朝、指定した薬局へ電話を入れると「休診なので対応していません」と。

心の中でやっぱり、と思いましたが、オペレーターさんが悪いわけでもなく、要はネットの情報が間違っていた(不足していた)のです。

送られてきたリンクの店舗情報では確かに日曜日が開いているように表記されていました。

結局、薬局の方に事の経緯と今回の処方箋を破棄してもらうよう依頼をし、あらためてキッズドクターのオペレーターさんへ連絡を入れ、店休日で受け取れない旨を連絡しました。

すると、「薬局の指定をされる際に一度決めた薬局を変更するのはかなりの手間ひまがかかるので慎重に決めてくださいと注意事項があったと思います」と返信がありました。

かなりモヤっとした返信ではありましたが、但し書きがあったのも読んでいた上、昨日対応されたオペレーターとは違う人の可能性もあったので飲み込みました。

オンライン診療をしてくださった医師やオペレーターさんがおなじ地域の方ではないので、地域の事情を知らない場合や田舎のネットの情報をすべて鵜呑みにしない、などやはりこちらが主導して決めるべきだったと内省しました。

都会であれば休日に開いている調剤薬局もあると思うので、わが家のように田舎に住んでいる方は注意が必要だと思います。

オンライン診療キッズドクターを受診して良かったこと

デメリットやわが家で起きたトラブルを書きましたが、キッズドクターは利用して本当に良かったです。

実は息子はかるく脱水症状を起こしており、今回オンライン診療を受けて医師のアドバイスを受けていなければ重度の脱水になっていた可能性があったからです。

6歳の今は話すことができるので、アイスこそ食べていましたが、飲み物をほしがらなかったので冷たいお茶を準備して息子の近くに置ていました。

しかし思い返せば土曜日は日中トイレに1回行ったっきりで、熱が出ているのにも関わらず水分をとっていなかったのです。

オンライン診療の医師からは、いらないと言われても5分に1回多少無理にでも飲ませて、お茶は糖分がないからジュースを至急飲ませてくださいとアドバイスを受けました。

診療が終わってから、250mlのオレンジジュースを時間をかけてすべて飲ませ、寝かせたところ翌朝36.7℃まで解熱することができました。

タイミングもあったかもしれませんが、今回の解熱はオンライン診療を受けて、医師の診断をもらったからだと感じています。

息子が高熱をめったに出さないことや、赤ちゃんではなく幼児で意思疎通が取れるようになっていた年齢だからこそ、本人の「飲み物いらない」を鵜呑みにしすぎていたなと気づくきっかけになりました。

アフターフォロー

上記のようなトラブルもありましたが、無事に月曜日薬を受けとることができました。

また月曜日に予後の体調はどうですか?といったアフターフォローの連絡も入りました。

診察して終わり、ではなくどうなったかをキッズドクター側から連絡してくれる体制はすごいと感じました。

【オンライン診療】キッズドクター小児科を利用。対応地域や体験して感じたメリット・デメリットまとめ

【オンライン診療】キッズドクター小児科を受診した際に実際に体験して感じたことをまとめました。

週末や夜間であったにも関わらず、わが家は兵庫県なので医療費助成地域だったので診察も無料。さらに薬代もありがたいことに無料でした。

処方箋の件で色々とトラブルがあったのに、無料なんて少し申し訳ないなと思うほどでした。

薬のトラブルがなければ、途中に記載したメリット8割、デメリット2割の比率も変わっています。

どういう時にキッズドクターを使う?

・近隣に夜間救急がない地域や田舎
・週末で小児科が開いてない
・夜の急な高熱など自己判断は避けたい
・兄弟がいて病院へ連れていけない

場合、通常の診療とうまく使い分けができれば、オンライン診療はとても素晴らしいシステムだと思います。

わが家の体験談が緊急を要するお子さんの夜間体調不良のお役に立てれば幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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この記事を書いた人

6歳の息子を持つ地方在住のアラフォーママ。
地方で17年間大手企業の営業職を経験。膠原病が発覚し「会社員」の枠組みが合わなくなって卒業。悩んだ末長く続けた職種で一念発起し、フリーランスとして再出発。持病をもっても自分らしく働くためのロールモデルを模索中!

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