ふるさと納税がオトクという認識はずいぶん認知が進みましたね。実はふるさと納税でお得に旅行ができることはご存じでしたか?
当ブログでは、
- お得な返礼品を何年も頼んでいるふるさと納税上級者の方
- ふるさと納税ははじめてだけど知識がほしい方
- ふるさと納税でお得に旅行をしてみたい方
に向けて仕組みや使い方を徹底解説していきます!
ふるさと納税で旅行がしたい上級者の方は目次の「ふるさと納税で旅行をする」まで飛んでください。
ふるさと納税についておさらい
日本における寄付金税制の一つです。日本で2008年(平成20年)5月から開始された、地方と大都市の格差是正・人口減少地域における税収減少対応・地方創生を主目的としています。
寄付する自治体の選び方は自由で、生まれた故郷や応援したい自治体に寄付ができます。
手続きをすると、寄付金額のうち2,000円を超える部分については所得税の還付、住民税の控除が受けられるお得な制度です。自分自身で寄付金の使い道を指定できる上、地域の名産品などのお礼の品もいただける魅力的な仕組みです。
わが家は返礼品から選ぶことで様々な地方自治体があるんだな、と知るきっかけになっています。被災した地域の災害支援にふるさと納税を使うこともあります。
ふるさと納税とは
ふるさと納税 – Wikipedia
ふるさと納税の仕組み
ふるさと納税は、自分の選んだ自治体に寄付を行うと、※控除上限額内の2,000円を越える部分について税金が控除されます。税金控除を受けるためには、「確定申告」をするか「ワンストップ特例制度」の適用に関する申請が必要です。
控除の上限を調べる
無料&ログイン不要でシュミレーションができます。
控除上限額の目安表
こちらは総務省が公表している控除上限額の目安表の抜粋です。
ふるさと納税をする本人の所得と家族構成のパターン別に控除上限額が記載されています。
自分の控除限度額の目安がどれくらいなのか一目でわかります。
※金額はあくまでも目安です。住宅ローン控除や医療費控除など、その他の控除を受けていない給与所得者のケースです。
夫婦共働きで、寄付する本人が(旦那さんor奥さんのどちらか)年収400万円だとすると、42,000円が控除の上限金額になります。
オススメのふるさと納税サイト3選
ふるさと納税の仕組みや控除の金額がわかったところで、実際にオススメのふるさと納税サイトをご紹介します。
ふるさとチョイス | 楽天ふるさと納税 | マイナビふるさと納税 | |
---|---|---|---|
掲載自治体数 | 1,654 | 1,533 | 51 |
ポイント還元 | 非対応 | 最大30% | 非対応 |
特徴1 | 利用者数、掲載自治体数No.1の 老舗サイト | 楽天カードユーザーは最大30%ポイント還元 楽天会員は新規登録不要 | エントリー不要で 10%分相当のAmazonギフト券の還元 |
特徴2 | ふるさと納税サイト老舗の安心感 | 「納税」なのに楽天スーパーポイントが貯まる | マイナビが納税サイトサービスをスタート |
ふるさとチョイス | 楽天市場TOPページへ | マイナビふるさと納税ページへ |
徹底比較!2023年ふるさと納税サイトおすすめベスト19を発表より引用
徹底比較!2023年ふるさと納税サイトおすすめベスト19を発表 (furu-sato.com)
ふるさと納税サイトも今や本当にたくさんあるので、安心の老舗を選ぶもよし、納税しながらポイント還元を狙うも良し、ご自身のライフスタイルに合ったサイトを利用するのがオススメです。
選ぶ自治体がありすぎて困る、ふるさと納税初心者の方は「マイナビふるさと納税」を活用して、amazonギフト券をもらうのも良しです。
ふるさと納税で旅行する
冒頭でもお伝えした通り、ふるさと納税上級者の方は行ってみたい・旅行したい地方への寄付でぜひお得に旅行を検討してみてください。
ふるさと納税の仕組みや控除の上限金額、手続きは通常のふるさと納税とおなじです。
楽天トラベル×楽天ふるさと納税とは
楽天トラベルでは同グループの楽天ふるさと納税とタッグを組んで、2023年3月24日時点で、全国都道府県の自治体424地域、約24,724施設で利用が可能になっています。
寄付から旅行までのながれ
「人気の自治体ランキング」又は「自治体一覧」から自治体を選び、楽天市場の各自治体の返礼品ページにて寄付の申し込みをします。
①寄付金額
②寄付により付与されるクーポン金額(クーポンは寄付金額の30%です)
③楽天スーパーポイントも付与されます(画像SPU6.5倍の場合)
STEP3の返礼品のクーポンを選択し、対象の宿泊施設の予約をしてください。
楽天トラベル×楽天ふるさと納税の注意点と利用期間の朗報
- クーポンは、楽天トラベルでの予約時のみ(オンラインのみ)有効です。
- 寄付金額に応じてクーポンの上限金額が定められています。上限金額を超えた場合、差額は自己負担となります。
- 利用期限(予約対象期間)が変更されます。
- 2023/4/18までの寄付→
- [予約対象期間]クーポン付与日の翌日~89日
- [宿泊対象期間]クーポン付与日の翌日のチェックイン~クーポン付与日の翌日から180日以内のチェックアウト
- 2023/4/19以降の寄付→
- [予約対象期間]クーポン付与日の翌日〜3年間
- [宿泊対象期間]クーポン付与日の翌日のチェックイン〜クーポン付与日の翌日から3年間以内のチェックアウト
- ※2023/4/18 23時以降の寄付分のクーポンは、利用期間が3年間となる可能性があります
- [利用人数条件]1室大人1名様以上
- [利用条件]1会員様1枚までのご利用
- [対象サービス]国内宿泊(日帰り・デイユース除く)
宿泊対象期間がクーポンが付与されてから3年間以内に延びるのは朗報です!
ふるさと納税で旅行ができるオススメサイト3選
楽天トラベルふるさと納税 | ANAのふるさと納税 | JALふるさと納税 | |
---|---|---|---|
掲載自治体数 | 約424 | 約288 | 約260 |
ポイント | SPUにより最大15%の 楽天スーパーポイント付与 | 100円=1マイル 寄附でたまる | 100円=1マイル 寄附でたまる |
メリット | 楽天経済圏利用者はポイントメリットが高い | 日ごろANA路線利用者はマイルを貯めやすい | 日ごろJAL路線利用者はマイルを貯めやすい |
特徴 | 通常の楽天トラベル内のクーポンとの併用も可能(条件あり) | 「ANAのCAが選ぶ返礼品特集」などの特集や企画が充実 | 体験・アクティビティの返礼品が充実 |
楽天トラベルTOPページへ | ANA公式HP |
日ごろ使いなれているサイト・利用の多い航空路線を使って予約するのが安心です。
ふるさと納税の手続きについて
ふるさと納税は1年365日24時間いつでも好きなタイミングで申し込みを行うことができます。ただし、税務上の手続きがあるため、対象となる期間は1月1日~12月31日の1年区切りとなります。
ワンストップ納税 | 確定申告 | |
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締切 | 翌年1月10日 | 翌年3月15日まで |
手続きに必要なもの | 申込書と本人確認書類 必着 | 税務署に申告・納税 |
対象条件① | 確定申告の必要がない給与所得者等である | その年の寄付先が6自治体以上 |
対象条件② | その年の寄付先が5自治体以内 | ワンストップ特例制度の申請書を提出できなかった |
対象条件③ | 寄付先の全自治体に翌年1月10までに申請書を必着で送付 | 給与所得者でも医療費控除・住宅ローン初年度などの申告が必要な場合 |
対象条件④ | 年収が2000万円以上の方 |
ふるさと納税で賢く旅行についてまとめ
ふるさと納税でお得に旅行ができるイメージが沸いたでしょうか。
全国旅行支援のクーポンと併用も可能で(各社条件は異なる・条件確認必須)さらにお得になる可能性もあります。
ふるさと納税上級者の方や、お得に旅行をしてみたい方は、賢く節税しながら利用をしてみてください。