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出雲大社が縁結びに壮絶な人気をほこるパワスポ神社だということは有名です。
でも良縁祈願の女子旅ではなく、幼児を連れた家族連れの場合は楽しめるのか?…答えはYES!
実はわたしの出身地でもある島根県出雲市。
今は嫁いで日帰りでは行けない距離にいますが、地元帰省する際にかならず行く観光スポットや、子連れ家族にオススメのランチ店など1泊2日のモデルコースで紹介します。
- 出雲大社に行くなら押さえておきたい場所
- 出雲大社近辺の家族連れオススメスポット
- 出雲大社周辺で家族でランチをするなら
- 出雲大社周辺の子連れにオススメな宿泊施設
縁結びだけではない、子連れの家族旅行にもおススメな出雲の魅力を、地元出身者が熱く紹介します。パワースポットや神社が好きな方もぜひご覧ください。
一生に一度はおとずれたい神社「出雲大社」
一生に一度は行ってみたい「神社仏閣」の堂々1位をなんども獲得している出雲大社。
進学で出雲を離れるまでは観光地化されておらず、友人と待ち合わせはもっぱら出雲大社の石碑の前で!なんて当たり前の光景でした。
そんな出雲大社周辺はこの20年でめざましく観光地となり、出雲大社の前にある「神門通り-しんもんどおり-」には、たくさんのお店が凝縮され立ち並んでいます。
出雲大社前 ご縁横丁
神門通りの中でも出雲大社前のたくさんのお店が立ち並んでいる場所、その名も「ご縁横丁」。
出雲大社は伊勢神宮とたびたび関係性などを取り上げられていますが、伊勢神宮は「おかげ横丁」と名前がついています。
おかげ横丁ほど大規模ではありませんが、このご縁横丁は、出雲グルメや島根のお土産もの屋がぎゅっと詰まった通りとなっています。
いざ出雲大社参道へ
背後を神門通り、そして出雲大社の石碑と鳥居のあるこちらが正門になります。
参道をまっすぐ進むと社に着く前に、縁結びのうさぎの石碑や、あやめ池があります。あやめ池は6月上旬から中旬がピークです。
そして拝殿入り口が見える前、左側に手水舎(てみずや)があります。
手水舎のお作法
- 柄杓(ひしゃく)を右手に持ち、水を汲み、左手にそそぎ清めます。
- 柄杓を左手に持ち替え、同じように水を汲み、右手にそそぎ清めます。
- 再び、柄杓を右手に持ち水を汲み、一口分の水を左手で受けます。
- 左手で受けた水で、口の中を清めます。
- そして、左手にそそぎ清めます。
- 最後に、柄杓を立て残った水を柄杓に伝わして、柄杓と右手を清めます。
清めたところでいざ拝殿へ。
出雲大社拝殿
拝殿に入る前に鳥居があるので、一礼をしてからくぐります。
正門から進んで一番最初に見える拝殿を出雲大社の本殿だと思われる観光の方も多いのですが、八足門の奥にまわるとご本殿があります。
出雲大社はパワースポット?
写真を見ていてお気づきかもしれませんが、大社と空をセットに写した写真すべてに左側の空が白・水色・青のコントラストのもやが見えませんか。
一切無加工ですが、今回の出雲大社の写真のほぼすべてにパワーを感じられるもやが写っていました。
いやいや、太陽の加減でしょ!と言われればそれまでですが、鳥居や石碑を撮っても同じようにはなりませんでした。
同窓会や、地元の子と集まる時に何度かこの話題になったことがありますが、友人の撮った写真は白い球がハッキリと写っていたりと、出雲大社の強力なパワスポならではの写真が撮れたりします。
ちなみに、日頃わたしはパワーを感じるタイプではありません。
出雲大社神楽殿へ
拝殿から向かって左に進んだところに神楽殿があります。
こちらの写真の空も同じコントラストになってます。
神楽殿と千家國造家(せんげこくぞうけ)
高円宮家次女の典子さんとのご結婚で話題になった千家国麿さんが権宮司の神楽殿です。
御祈祷や結婚式をはじめ、様々な祭事がこの神楽殿にて執り行われています。
地元の友人達が出雲大社で結婚式を行う際に、「せんげさん?きたじまさん?」と質問します。どちらで結婚式挙げるの?という質問です。
出雲國造北島家(こくぞうきたじまけ)
もともと千家家と北島家のはじまりは同じで、分立して今に至ります。
出雲大社本殿を中央にして、左に千家家、右に北島家があります。
本殿や神楽殿をまわって帰ってしまう方も多いのですが、出身者から一言。北島家も見逃さずまわってほしい場所です。
出雲大社の中に滝があることはあまり知られていません。写真の滝とゆうゆう鯉がおよぐ池、気持ちの良い青芝が広がりマイナスイオンをめちゃくちゃ感じられます。
そして出雲大社本殿や神楽殿でひくおみくじには吉凶がありませんが、唯一北島さんで引くおみくじには吉凶があります。
神様からの言葉に吉凶などない!だけど「どうしてもおみくじには吉凶が欲しい」、という方は北島さんでおみくじを引いてください。
出雲大社でしっかり参拝したら、お次の観光スポットへ移動します。
一路キララ多岐へ
出雲大社から国道431号線の「くにびき海岸道路」を1本道で約30分。大きな風車が何基も見えはじめるとキララ多岐に到着します。
三角屋根で洋風な外観が見えたら「道の駅 キララ多岐」です。
お土産、カフェ、食事処を備えた観光スポットです。
写真はすべてお昼間ですが、行ってほしいのは夕方!
このキララ多岐は、運が良ければ肉眼でイルカが跳ねているのが見られ、もっと運がよければ夕日を前にトビウオが大群で輝きながら跳んでいる景色を見ることができます。
道路がポイントですが、国道431号線の「くにびき海岸道路」は出雲大社までのほぼ半分15分間が海と夕日を見ながらドライブできる絶景ルート。
国道9号線もありますが、出雲大社とキララ多岐を行き来する場合は、絶対にこちらの道がオススメです。
子連れ家族の出雲ランチ
出雲と言えば出雲大社にならぶほど「出雲そば」が有名です。
大人は出雲そばが食べたいけれど、お蕎麦のアレルギーやまだ子どもに蕎麦を食べさせていない子連れ家族にはとっても悩ましい問題ではありませんか?
がしかし、それを解決してくれるお店。「たまき」です。
そば庄 たまき
出雲市内に3店舗あり、うち1店舗は出雲大社のご縁横丁の中にあります。上記の地図は直江本店と出雲店になります。
アラフォー世代が子どもの頃から慣れ親しんだ地元の味で、出雲そばだけでなくうどんとかやくご飯もとにかく美味しい!
親と子がそれぞれに食べたいを解決してくれるお店になっています。
のどぐろ丼、焼きさば寿司
もうひとつ、どうしても食べてほしい「すし日本海 出雲大社店」ののどぐろ丼、焼きさば寿司。もう絶品です。
のどぐろ丼は東京ドームで開催された「全国ご当地どんぶり選手権」の2019、2020に2年連続グランプリを獲得。
子連れでも行ってほしいお店ですが、友人達のみを出雲観光で案内する際は、問答無用でこの焼きさば寿司とのどぐろを食べてもらいます(笑)
魚はちょっと苦手…という大人も子どもも、今までの想像をはるかに超えてくるのでぜひ食べてみてください。
お腹が満たされたところで本日の宿をご紹介。
一泊二日の旅出雲大社周辺のオススメホテル
3つのお宿を紹介します。
お宿 月夜のうさぎ(共立リゾート)
子連れで観光をする際はできるだけ時間のロスをしないことが重要ですが、こちらのホテルはなんと出雲大社から徒歩10分の超好立地。駐車場無料です。
明るくモダンで全館畳敷き。子どものメニュー選びにも大助かりの朝夕バイキングのお宿です。館内・お部屋のいたるところにご縁うさぎがいます。
クチコミはいずれも23.5.20日時点の点数となります。
いにしえの宿 佳雲(共立リゾート)
2つめのお宿は月夜のうさぎに隣接する佳雲です。おなじく出雲大社から徒歩10分の好立地。格調高くゆったりと落ち着く設えの贅を尽くしたこだわりの宿です。
佳雲は和会席料理となっています。
クチコミはいずれも23.5.20日時点の点数となります。
お宿 月夜のうさぎといにしえの宿 佳雲の共用部分
月夜のうさぎと佳雲は2Fの渡り廊下でつながっており、5つの貸切風呂を無料で利用することができます。
出雲文化と伝統を感じられるライブラリーや湯上り処、共立リゾートさん(dormy inn)といえば!のお夜食に欠かせない夜鳴きそばもいただけます。
竹野屋旅館
正門前より徒歩2分の神門通りの中にある旅館です。こちらの竹野屋さんは竹内まりやさんのご実家の旅館です。
明治十年創業し、出雲大社の正門にほど近く、昔から多くの皇族の方が泊まられた由緒正しいお宿です。
クチコミはいずれも23.5.20日時点の点数となります。
どの施設も、出雲大社を満喫するには申し分ないお宿ばかりで、チェックアウト前の早朝、ひと気のすくない出雲大社へ徒歩で参拝が可能です。
出雲大社と周辺の観光スポット、ランチ情報など参考になったでしょうか。
思いのほか一泊目が長くなったので、一泊二日出雲旅モデルコースの二日目は別ブログにしたいと思います。