個人事業主やフリーランスで働くにあたり大切な会計処理。会社員時代は社内システムを使って経費精算をし、待っていれば使った経費が期日に入金されていました。
ですが個人事業主になると売上管理、請求書発行、経費管理、確定申告など自分で行う必要があります。
わたしが起業したタイミングはインボイス制度と適格請求書の発行がスタートした年でした。
そのため正しく情報を得るためにも、クラウド会計ソフトに頼った方がプラスになると思い、わたしは迷わずソフト導入を決めました。
- 起業したての個人事業主の方
- 確定申告が心配な方
- 会計処理が不安な方
- インボイス制度対象の方
など、当ブログではクラウド会計ソフトのフリーとマネーフォワードクラウド2社のサービス内容の違いや、自身にあった会計ソフトをを知ることができます。
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それでは詳しくご紹介していきます。
個人事業主の経理・会計
個人事業には大きく分けて、日常的な業務、月次業務、年次業務の3つに分類できます。
日常業務
個人事業の日常的な経理業務には、毎日の現金管理や記帳など。
- 経費支払い
- 領収証整理
- 売上金入金・記帳
- 請求書や納品書整理
発生したその日に会計ソフトへ入力します。日々の入力や通帳記帳など面倒でも毎日行うことが後の自分を必ず助けてくれます。
月次業務
月次の業務は「貸借対照表」と「損益計算書」の作成など。
- 取引先への請求・回収
- 取引先への支払い
貸借対照表とは…会社にどれだけの資産があって、どれくらいの借金があるかという財務内容がわかる決算報告書です。
損益計算書とは…損益計算書は会社の通信簿とも呼ばれるほどの重要な書類で、純利益・損失を算出する報告書です。
これらを月次ごとにまとめておく必要があります。
年次業務
決算・確定申告があります。個人事業主の事業年度は、1月1日~12月31日です。
- 決算
- 確定申告
1年間の事業活動を集計することを「決算」と呼び、貸借対照表と損益計算書を作成。
貸借対照表からは決算時の財政状況が、損益計算書からは利益もしくは損失の把握が可能です。
確定申告は、貸借対照表・損益計算書を青色決算申告書に転記。さらに確定申告書を作成し、税務署へ提出します。
青色申告をすることで65万円の特別控除を受けることが可能です。
会計ソフトの役割
個人事業主の日々の業務から年次の業務までが可視化できたところで、いっそう不安になります。少なくともわたしは不安になりました。
この煩雑な管理をサポートしてくれるのが会計ソフトの役割です。
会計ソフト導入するメリット・デメリット
メリット
- 業務が効率化できる
- 入力ミスや計算ミスのリスク減
- 簿記の知識なしで誰でも使える
- 財務状況がリアルタイムで把握できる
会計ソフト導入するデメリット
デメリット
- 導入・維持費が必要
- 相談やサポートは契約ソフトやプランにより違う
わたしはフリーのスタンダードタイプを使用していますが、とても便利です。
2024年の昨年は、はじめての確定申告でしたが慌てることもなく、終えることができました。
月額がかかったとしても、導入してよかったフリーのクラウド会計システムでした。
クラウド会計ソフト freee・マネーフォワードクラウド
会計ソフトを選んでいくにあたり、たくさん調べました。その中でもfreee・マネーフォワードクラウドの会計ソフトについて個人事業主が選ぶならなにがメリットなのか、違いはどこかについて解説していきます。
マネーフォワードクラウド会計
マネーフォワードクラウド会計
\ 家計簿アプリを使っている方は親和性が高い! /
freeeクラウド会計
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マネーフォワードとフリークラウド会計ソフトプラン表
【個人事業主向け】 | マネーフォワード | freee |
---|---|---|
タイプ | クラウド型 | クラウド型 |
無料体験 | あり(30日) | あり(1か月) |
契約タイプA | 経費の仕訳登録や確定申告をする方 パーソナルミニ 年額9,600円/月額980円 | 経費の仕訳登録や確定申告、見積・請求・納品書作成 スターター 年額11,760円(税抜)/月額1,480円(税抜) |
契約タイプB | 経費の仕訳登録や確定申告・消費税申告まで パーソナル 年額11,760円/月額1,280円 | スターター全機能+レシート写真の読み取り無制限など スタンダード 年額23,760円(税抜)/月額2,680円(税抜) |
契約タイプC | 電話サポートが欲しい方 パーソナルプラス 年額35,760円 | 電話サポートが欲しい方 プレミアム 年額39,800円(税抜) |
無料体験 | MFクラウド会計おためし無料登録 | freeeおためし無料登録 |
【個人事業主向け】 | マネーフォワード(パーソナル) | freee(スタンダード) |
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会計/確定申告 | ||
適格請求書 | ||
経費精算 | ||
給与・勤怠管理 | 追加(別費用) | |
マイナンバー管理 | 追加(別費用) | |
仕分けの仕方 | 簿記の知識がある人向け | 簿記の知識がなくても仕訳けやすい |
楽天銀行連携 | ||
値段 | ||
サポート | メール・チャット | メール・チャット優先対応 |
個人事業主の観点から選ぶプランと機能の比較でしたがクラウド会計2社のメリットや機能についてイメージがつかめたでしょうか。
freeeクラウド会計は、ややこしい2025年の定額減税についても機能のアップデートをおこなってくれています!
個人事業主が実際に利用しているクラウド会計ソフト。フリーとマネーフォワードクラウド2社の徹底比較まとめ
個人事業主であるわたしが実際に利用しているクラウド会計ソフトについてご紹介しました。
わたしはフリーのスタンダードタイプを使用していますが、とても便利です。
2024年の昨年は初めての確定申告でしたが慌てることもなく、終えることができました。
\ 2025年現在、筆者は年額プラン継続利用中! /
コストはマネーフォワードよりもかかりますが、一番惹かれた部分が会計ソフトの要である勘定科目の仕分けがしやすいという点でした。
また個人事業主でも最初から社員を雇う場合や、これから雇う可能性がある方はマネーフォワードを選んだ方が勤怠・給与管理ができるのでおススメです。
はじめて個人事業主になる方や確定申告時のクラウド会計ソフトについて参考になったでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。