リモートワーク7つのメリット・デメリット。地方で7年間正社員フルリモートワークしたワーママの体験談。

ページのリンクには広告を含むものがあります。

コロナ渦で一気に知名度があがったリモートワーク。今回の記事は地方で働くママとして7年間、正社員でフルリモートをしていたわたしの実体験を元に7つのメリット・デメリットをご紹介します。

働くママ、ワーママの転職や求人さがしの参考になれば幸いです。

結論、わたしはワーママになってから「本当に働きやすい!」と感じました。

目次

そもそもリモートワークって?

いわゆる在宅勤務のことを「リモートワーク」と呼びます。


勤めている会社のオフィスではなく、自宅ではたらくことを指します。

「リモートワーク」や「在宅勤務」の他にも、「テレワーク」という呼称も。
テレワークは、テレ(tele=離れた所)・ワーク(work=働く)が語源になっています。

一時的ではなく、すべての仕事を自宅でおこなう場合は「フルリモートワーク」とも呼びます。

わたしが7年前にリモートワークをはじめた時はとても認知度がひくく、「内職してるの・・・?」と言われることも多く、片田舎のためフルタイム正社員で働いているのに風当たりが冷たかったです。


しかしコロナ渦になって、リモートワークやテレワークの知名度は一気に上がり一層はたらきやすくなりました!

リモート・フルリモートワークのメリット

まずはメリットから見ていきましょう。

  1. 通勤時間がない
  2. 時短勤務しないため給料が維持できる
  3. 服装自由
  4. 仕事に集中できる
  5. 休憩時間に家事ができる
  6. 自己管理能力がつく
  7. 体調不良の時こそ便利

通勤時間がない


リモートワークにおいて、ダントツのメリットだと感じます。
子育てママの朝・夕は1分1秒の戦い。往復の通勤時間がなくなるだけで心も体もとてもラクになります。

通勤がない分、長く眠ることができたり、子どもといられる時間が増えます。

時短勤務しないため給料が維持できる

通勤時間のメリットと重複しますが、通勤時間がないので標準保育時間内でフルタイム勤務できます。

時短勤務になると今までのお給料が減額されます。リモートワークの場合、時短勤務を選択しなくてもフルタイムで働けるため、お給料が産前と変わらなかったことはモチベーション維持にとても役立ちました。

服装自由


会社に着ていく服をなやむ時間も、買うための時間も一気に解消されます。

わたしの会社はオンラインで朝礼・終礼があったので上半身は着替えていましたが、ズボンは動きやすいもの(いわゆるジャージ)に履き替えていました。

リモートワークあるあるではないでしょうか。

仕事に集中できる


環境音や生活音がないのでストレスフリーです!

昔オフィスで働いていた時は、同僚の電話やくしゃみ、集中している時に声をかけられて業務中断することは日常茶飯事でした。

ですがその心配がありません。集中できるので、仕事に慣れれば最高のパフォーマンスが発揮できます。

休憩時間に家事ができる


仕事がおわった後は疲れきって思考がフリーズ・・・それが解消されます。


さっとランチを終えて夕食のメニューを考えたり下準備にあてていました。冷蔵庫の中も確認できるので、なにがあったかな?とすぐ確認できるのも便利でした。

おかげで仕事後にメニューを考えたりせずにすむので夕食の支度がめちゃくちゃラクになります。

夕食準備時、子どもからの「ママ~見て~見て~!」攻撃に笑顔で向き合えます。

自己管理能力がつく


働くママ・ワーママのタスクはとても多く、そして保育園のお迎えリミットは決まっています。


残業する概念がなくなり、勤務時間内のスケジューリングや日々のタスク管理を求められた結果、必然的にタイムマネジメントが上手くなりました。

体調不良の時に便利

子どもから風邪をもらったり調子のよくない時は、できるだけ気力も体力も消耗したくありません。

咳やくしゃみなど生理的な現象はオフィスで働いているとまわりに気を遣いますが、自分ひとりだと気兼ねなく過ごせるのでとても快適です。

最初の項目と重複しますが、往復の通勤がないので余計な体力を消耗せず、体調回復に充てられます。

リモート・フルリモートワークのデメリット

メリットもたくさんありますが、当然デメリットもあります。
私が感じたリモートワークのデメリットも7つ紹介します。

  1. 孤独
  2. その場で質問ができない
  3. 自己管理が難しい
  4. 評価されづらい
  5. プライベートと仕事の区別がつきにくくなる
  6. 光熱費の自己負担
  7. 運動不足で太る

孤独


トラブルや煮詰まったときに「ちょっと聞いて~」ができません。同僚とおしゃべりするのが好きだと慣れるまでは孤独を感じます。


わたしは社内のシステムを使って「ねぇ、聞いて~」とチャットしていました。

その場で質問ができない


新しいことをイチから覚えるのも大変なのに、その場で質問したり、返答をもらうのに時間がかかって仕事がとん挫…なんてこともザラにあります。

その場で質問ができないことや、返答待ちをしている時間が孤独を感じるいちばんの要因だったと思います。


最初は苦労するかもしれませんが、業務の流れや内容を覚えれば解決しました。

自己管理が難しい


①と②にも関係しますが、上司や先輩からもこちらの姿が見えない分、キャパオーバーになっていても気づかれません。


自分の状況をこまめに伝えること(報・連・相)がとても大切だと痛感しました。分かるはず、という淡い期待は持たないようになりました。


チャットでも何でも良いので、朝の挨拶+αサラッと今の状況を伝えると1日がスムーズです。

評価されづらい


仕事のスタート時よりも、ある程度働いてくると出てくる問題かと思います。


どんなに素晴らしい顧客対応をしても誰ひとり見ていないので、上司にも同僚にも気づかれません。自己アピールしづらい時は、なにか1つ目に見える評価がされるように頑張りました。


例えば、新規ゲット〇件や訪問件数、電話件数など、最初は結果が伴わずとも場数はだれよりも踏んでますよ!という自己アピールが大事だと感じました。

プライベートと仕事の区別がつきにくい


つねに仕事ができる環境があるため、日中できなかった仕事を夜間や休日にやってしまいます。


注意したいのは業務時間外に顧客対応をしてしまうこと。相手にもこの時間に連絡をしてもいいと思わせてしまいます。


夜間や休日に仕事をする場合は、あくまでも社内業務だけにとどめると自分の働きやすさにつながります。

光熱費の自己負担増

補助がある会社もあるかもしれませんが、わたしの会社はすべて自己負担でした。

仕事環境を維持するためにクーラーや暖房を入れますが、1日中家にいるので当然光熱費がかさみます。

昨今の電気代の高騰でさらに自己負担が増えたのは辛かったです。

運動不足で太る・筋肉が減る

人によると思いますが、わたしは体重がしっかり増えました。そして間違いなく足腰が弱くなりました。

通勤で歩かなくなったことや、誰も見ていないことをいいことに孤独をうめるチョコをつまみぐい…(笑)


意識的に運動をしたりおやつの買いおきは避けることをオススメします。

リモート・フルリモートワークまとめ

リモートワークのイメージがつかめたでしょうか。働くママ・ワーママさんにリモートワークはメリットがいっぱいです。


デメリットも解決できるようになると、業務の質だけではなく生活の質UPにもつながること間違いなし!

ゆとりをもって子どもに向き合うことができます。


子育てママ・地方在住のママにはリモートワークはとてもオススメです!

わたしも最初は不安でしたが、リモートワークのおかげで地方に住んでいてもキャリアを諦めずにいられました。(CMみたいですね)


これから転職や求人をさがしている働くママ・ワーママさんの参考になれば幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

※本ページは一部プロモーションが含まれています。

この記事を書いた人

6歳の息子を持つ地方在住のアラフォーママ。
地方で17年間大手企業の営業職を経験。膠原病が発覚し「会社員」の枠組みが合わなくなって卒業。なやんだ末長く続けた仕事の内容で一念発起しフリーランスとして再出発。持病をもっても自分らしく働くためのロールモデルを模索中!

目次