2023年起業の個人事業主が選ぶクラウド会計。認知度が高い2つのクラウド型会計ソフトの徹底比較。

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個人事業主やフリーランスで働くにあたり大切な会計処理。会社員時代は社内システムを使って経費精算をし、待っていれば使った経費が期日に入金されていました。

ですが個人事業主になると売上管理、見積書・請求書発行、経費管理などすべて自分で行う必要があります。

事業を行うだけで手一杯なのに会計もするなんて…。間違えたら脱税を疑われますか…?不安いっぱい。まさにわたしが思っていたことです。

  • はじめて起業する方
  • 会計処理が不安な方
  • インボイス制度対象の個人事業主の方

今年に関してはインボイス制度が始まるため、適格請求書の発行やインボイス制度について正しく情報を得るためにも、会計ソフトに頼った方が間違いなくプラスになると思い、わたしは会計ソフト導入を決めました。

当ブログを読めば、認知度の高いクラウド会計ソフト2社の違いを知ることができます。自分にあった会計ソフトに出会えると幸いです。

目次

個人事業主の経理・会計とは

個人事業には大きく分けて、日常的な業務、月次業務、年次業務の3つに分類できます。

日常業務

個人事業の日常的な経理業務には、毎日の現金管理や記帳などがあります。

  • 経費支払い
  • 領収証整理
  • 売上金入金・記帳
  • 請求書や納品書整理

発生したその日に会計ソフトへ入力します。日々の入力や通帳記帳など面倒でも毎日行うことが後の自分を必ず助けてくれます。

月次業務

月次の業務は「貸借対照表」と「損益計算書」の作成などがあります。

  • 取引先への請求・回収
  • 取引先への支払い

貸借対照表とは…会社にどれだけの資産があって、どれくらいの借金があるかという財務内容がわかる決算報告書です。

損益計算書とは…損益計算書は会社の通信簿とも呼ばれるほどの重要な書類で、純利益・損失を算出する報告書です。

これらを月次ごとにまとめておく必要があります。

年次業務

決算や確定申告などがあります。個人事業主の事業年度は、1月1日~12月31日と決まっています。

  • 決算
  • 確定申告

1年間の事業活動を集計することを「決算」と呼び、貸借対照表と損益計算書を作成。貸借対照表からは決算時の財政状況が、損益計算書からは利益もしくは損失の把握が可能です。

確定申告は、貸借対照表・損益計算書を青色決算申告書に転記。さらに確定申告書を作成し、税務署へ提出します。

会計ソフトの役割

個人事業主の日々の業務から年次の業務までが可視化できたところで、いっそう不安になります。少なくともわたしは不安になりました。

この煩雑な管理をサポートしてくれるのが会計ソフトの役割です。

会計ソフト導入するメリット・デメリット

メリット

  1. 業務が効率化できる
  2. 入力ミスや計算ミスのリスク減
  3. 簿記の知識なしで誰でも使える
  4. 財務状況がリアルタイムで把握できる

デメリット

  1. 導入・維持費が必要
  2. 相談やサポートは契約ソフトやプランにより違う

会計ソフトの役割について理解が深まったでしょうか。

クラウド会計ソフトについて

会計ソフトを選んでいくにあたり、たくさん調べました。その中でも2社の会計ソフトについて個人事業主が選ぶならなにがメリットなのか、違いはどこかについて解説していきます。

会計ソフトは主にクラウド型とインストール型(買い切り型)の2種類があります。クラウド型はネット上にある会計サービスをオンラインで利用し、インストール型はパソコンにインストールしてオフラインで会計サービスを利用します。

クラウド会計ソフト有名どころ2社名称。

マネーフォワードクラウド会計

マネーフォワードクラウド会計

freee会計

freee会計

どちらもクラウド型会計ソフトになります。

スクロールできます
【個人事業主向け】 マネーフォワードfreee
タイプクラウド型クラウド型
無料体験あり(30日)あり(1か月)
契約タイプA経費の仕訳登録や確定申告をする方
パーソナルミニ
年額9,600円/月額980円
経費の仕訳登録や確定申告見積・請求・納品書作成
スターター
年額11,760円(税抜)/月額1,480円(税抜)
契約タイプB経費の仕訳登録や確定申告・消費税申告まで
パーソナル
年額11,760円/月額1,280円
スターター全機能+レシート写真の読み取り無制限など
スタンダード
年額23,760円(税抜)/月額2,680円(税抜)
契約タイプC電話サポートが欲しい方
パーソナルプラス
年額35,760円
電話サポートが欲しい方
プレミアム
年額39,800円(税抜)
無料体験
プランの比較
スクロールできます
【個人事業主向け】 マネーフォワード(パーソナル)freee(スタンダード)
会計/確定申告
適格請求書
経費精算
給与・勤怠管理追加(別費用)
マイナンバー管理追加(別費用)
仕分けの仕方簿記の知識がある人向け簿記の知識がなくても仕訳けやすい
楽天銀行連携
値段
サポートメール・チャットメール・チャット優先対応
機能の比較

個人事業主の観点から選ぶプランと機能の比較でしたがクラウド会計2社のメリットや機能についてイメージがつかめたでしょうか。

クラウド型の会計ソフトの今年一番のメリットですが、インボイス制度や電子帳簿保存法にも完全対応。

法令の変更などにもソフト側が自動でアップデート対応してくれ、自分で対応する必要がありません。

2023年起業の個人事業主が選ぶクラウド会計ソフトまとめ

おさらいをすると、求める内容によっておすすめの会計ソフトは変わります。

わたしは最終的にfreeeを選びました。サポートされている機能はマネーフォワードとほぼ遜色がありません。

個人事業主向けfreee会計 年額プランが【2,000円OFF】になる特別クーポン配布中!

むしろコストはマネーフォワードよりもかかりますが、一番惹かれた部分が会計ソフトの要である勘定科目の仕分けがしやすいという点でした。

日商簿記2級を持っておりなまじイメージがある分、資格が実務に活きるには時間が足りなさすぎると判断…!

また個人事業主でも最初から社員を雇う場合や、これから雇う可能性がある方はマネーフォワードを選んだ方が勤怠・給与管理ができるのでおススメです。

はじめて個人事業主になる際の会計ソフトについて参考になったでしょうか。少しでもお役に立てていたら幸いです。

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この記事を書いた人

5歳の息子を持つ地方在住のアラフォーママ。
地方で18年大手企業の営業職を経験。3年前のどに指定難病が発覚し「会社員」の枠組みが合わなくなって卒業。人生1度きり、喋りづらいなら書けるようになりたいとブログをスタート。一念発起しフリーランスとして再出発。持病があっても地方でも自分らしく働くためのロールモデルを模索中!

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