ストレス・体調不良はワーママのお悩みランキング1位!見逃したくないプチ不調。休職と傷病手当金について【実体験】

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働くママ、ワーママの皆さん今日も本当にお疲れ様です。


毎日いそがしく自分の健康に向き合う時間がとれないですよね。働くママのお悩み堂々1位に健康・ストレス問題があがってくるのも頷けます。


わたしは「風邪!?なんか調子わるいなー」「ストレスかなー?」ぐらいのプチ不調が出産をしてから続いていましたが、仕事と子育てで手一杯。自分の健康は見て見ぬふりをしてきました。

そしてある夏、急激な体調悪化から指定難病の自己免疫疾患が判明し、休職をすることになりました。

だれもが当てはまることではありませんが、プチ不調に悩みながら日々を過ごしている多くのママ達が、少しでも自分自身の体調と向き合うきっかけになるよう、当ブログではわたしの身に起こった持病発覚までの流れと休職制度について解説していきます。

目次

産後から続いた体調不良

  • 37度ぴったりの微熱が続く
  • のどが痛い、声がかすれる
  • 立っていられない程のダルさ
  • 思考が鈍くなる
  • 歯が痛い
  • 髪の毛が抜ける

ただの風邪にしては長く続くし、ストレスなのか…?とモヤモヤしていました。

当初は我慢できなくもないかな…?と軽い症状でしたが、回復どころか日を追うごとにひどくなっていきました。

気づけばダルくて起き上がることさえ辛く、仕事と育児を最低限こなしながら、なにか改善策はないかとネットでググる毎日でした。

体調悪化から休職までの流れ

  • 耳鼻科2軒
  • 内科1軒
  • 漢方外来1軒
  • 歯科1軒

症状別に計5つの個人病院をはしごしました。しかしどこでも原因不明、症状への対処療法と様子見でした。

原因不明のこの時期は、どれだけ継続的な体調不良でも休職をすることができず、有給を使いながらひたすらドクターショッピングをしていました。

私の会社では医師の診断書がでてはじめて休職が可能となっていたため、病院をはしごすることになりました。会社によって休職制度は様々なので、人事や上司にお勤めの会社の休職制度について早めに確認することをおすすめします。

ようやく一歩進んだのは最後に行った個人病院で、自から「総合病院への紹介状を書いてほしい」とお願いしたことでした。原因となる明確な検査数値が出ていないので紹介状は書けないとお断り。

でも既に仕事ができず何かがおかしい状態。さらに様子見をすることは仕事も子育ても生活も限界だと伝たところ、ようやく総合病院へ紹介状を書いてもらうことになりました。

総合診療を受診後、当然すぐに原因は分かりませんでした。しかし声が出しづらく擦れていることや、ノドの痛みがあったことから「まずはノドの治療から優先しましょう」と、総合病院内の耳鼻咽喉科へ紹介されました。

体調不良と休職のきっかけ

耳鼻咽喉科のドクターに今までの経緯のすべてと、病名がないので休職ができないこと、実際に日常生活に支障がでていることを話しました。すると、もしかすると自己免疫疾患かもしれないと告げられました。

「確定ではないけれど検査・加療をすることで診断書を書くことができる」と仰っていただき、1か月間の休職診断書をうけ取ることができ、休職しながら通院・検査ができるようになりました。

深くは割愛しますが、健康診断で行う血液検査のレベルでは判定できない、疑われた自己免疫の血液抗体を調べてはじめて診断がくだりました。主治医曰く「専門医じゃないと分からない」とのことで、専門外の個人医院で体調不良の原因が見つからなかった理由が分かりました。

本格的に不調になってから時すでに4ヶ月が経過していました。

体調不良と休職中のお金事情

傷病手当金とは


休職してお給料はストップするのに、通院することで検査代や治療代、処方される薬ががふえるとお金の心配もでてきます。

でも会社の健康保険や国民保険など傷病手当金の制度がある医療保険に加入していれば、誰でも受けとれる「傷病手当金」という給付制度があります。

※受給条件があるため、下記をご確認ください。

傷病手当金申請の条件

  1. 業務外の理由による病気やけがの療養のための休業であること
  2. 仕事に就くことができないこと
  3. 連続する3日間を含み4日以上仕事に就けなかったこと
  4. 休業した期間について給与の支払いがないこと

上記4つの条件にすべて当てはまる必要があること。業務の中ではなく業務外での病気やけがが対象となります。

傷病手当金申請のながれ

傷病手当金申請のながれ

医師の休職診断書をうけとる

会社へ提出

休職開始

休職期間にもよりますが、休職した月末or翌月初に「傷病手当金支給申請書」を本人記入と病院側に記入をしてもらう

会社へ提出&会社側の記入

健康保険組合提出&受理

指定の口座に支給開始前の標準報酬月額の平均 の3分の2が支払われる

書類に不備がなくても申請から傷病手当金支給までに2ヶ月少々かかります。
休職期間が2ヶ月、3ヶ月と続く場合は、まとめて申請をせず各月ごとに申請をおすすめします。

休職中の保育園事情

子どもを保育園にあずけて働くママにとって気になる保育園事情。わたしが住んでいる市の規定では、就労に変更がでた場合90日間の猶予期間があり登園が可能でした。


2ヶ月間ほど休職をしていたので、上記に当てはまり園に事情説明をした上で継続登園ができました。子どもが登園できたおかげで日中は休むことに専念できました。

お住いの地域によって保育認定条件はちがうので必ず確認することをおすすめします。

わたしが休職をしていたタイミングは、翌年の入所継続申込書を提出するタイミングと被っており、翌年度継続して通えるかとても心配でした。

過去3ヶ月間の就労状況が0という最悪のタイミング…。会社には備考欄に休む直前の就労状況を記載してもらえるようイレギュラーなお願いをしましたが、無事に翌年度も継続登園できました。

ワーママ体調不良まとめ

働くママは自分の体調だけではなく、子どもの園事情など様々な理由でつい自分のことは後回しになりがちです。

わたしの場合は「疑い」というかたちで診断書がとれ、休職することができました。そして疑われていた自己免疫疾患で確定されました。

検査後仮に違っていたとしても、まとまった休みをとりながら通院・検査ができるだけで体の具合はまったく違うと思います。

これから長く付き合っていく持病を背負いましたが、長年かかえていた不調の理由がわかって正直ホッとしています。


同じように「ちょっとおかしいな、でも原因が分からないから休めない」と思ったワーママ・働くママのひとつの手段として、休職制度と傷病手当金について知るきっかけになれば幸いです。

※本ページは一部プロモーションが含まれています。

この記事を書いた人

6歳の息子を持つ地方在住のアラフォーママ。
地方で17年間大手企業の営業職を経験。膠原病が発覚し「会社員」の枠組みが合わなくなって卒業。なやんだ末長く続けた仕事の内容で一念発起しフリーランスとして再出発。持病をもっても自分らしく働くためのロールモデルを模索中!

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