地方でフルリモートのワーママ。1日のタイムスケジュールと会社員フルリモートワークのメリット・デメリット。

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ここ数年でリモートワークやテレワークという働き方が普及しましたね。

わたしが大手企業の会社員として、地方に住みながらフルリモートワークをはじめた7年前は「内職?」というイメージが強かったです。

今はフリーランスという働き方を選択する方も増えていますが、独立できるだけのお給料確保の問題や保育園の問題など、まだまだ課題がたくさんあるのではないでしょうか。

ですが、子育て中のママにとって会社員リモートワークはメリットがいっぱいです。

当ブログでは、7年間のあいだ会社員のフルリモートワーカーとして働いていたワーママの実体験をご紹介します。子どもを産む前と後のタイムスケジュールもあわせて公開します。

目次

会社員フルリモートワークのメリット

スケジュールの自由度が高い

会社員リモートワーカーの1番のメリットだと思います。

会社の就業ルールは所属する会社によりますが、通勤がないため始業ギリギリまで家事や育児を行うことが可能です。

都会に会社があり、地方でフルリモートワークをしている場合だと転勤の心配もありません。

会社員フルリモートの職場の人間関係

仕事でストレスを抱えるNo1が職場の人間関係といっても過言ではありません。

でも現地にいないので、社内で起きるトラブルに巻き込まれることがほぼありません。

まわりの人の機嫌に振り回されることもないため、社内の人間関係のトラブルとほぼ無縁に過ごせます。HSPの方にとっても最適な環境です。

会社員フルリモートの社会保障

健康保険や厚生年金、雇用保険、介護保険(40歳以上)に加入が必要ですが、会社が半分支払ってくれます。

出産後の育児休業給付金も、雇用保険を支払っているからこそ受け取ることができます。

病気で休職をすることになっても傷病手当金があり、会社員はそれだけ手厚い社会保障があります。

会社員フルリモート収入の安定

フリーランスの出来高制とはちがい、会社員は毎月決まった額のお給料をもらうことができます。

ボーナスやインセンティブの支給がある場合は、プラスで安定した収入になります。

会社員フルリモートの休日

休日や就業規則が定められているため、ONとOFFをしっかり分けることができます。

2019年4月以降は、1年のあいだに5日間の有給を消化する義務が施行されたので、いっそう休みを取りやすくなったと思います。

会社員フルリモートの信用

地方でフルリモートワークをしていても「会社員」。会社に所属しているという信用が厚いです。

住宅ローンや車のローン、クレジットカードの作成もフリーランスに比べると圧倒的に審査に通りやすいです。

会社員リモートワークのデメリット

会社員フルリモートに対する地域の目

地方や田舎になればなるほど、車があるかないかで在宅を知られてしまいます。

「〇〇さんは働いていない」というレッテルを貼られ、地域の役員があたることも。

宅配便のタイミングが会議中や商談中などのタイミングと被ることもありますが、時間指定をすれば解決する問題でした。

会社員フルリモートの人間関係の問題

メリットもありますが、当然デメリットもありました。リモートワークなので職場の人間関係が気薄になります。

支社へ出勤するメンバーとリモートワークメンバーが混在する会社の場合は、馴染むまでに時間がかかります。

日常の「髪きった?」や「今日は寒いね」など、ちょっとした会話が生まれないため、関係性を作るのに時間がかかります。

キャリアアップの問題にも関わりますが、上司との関係性も支社で働くメンバーより確実に劣るため、社内コネクションが生みづらいのも確かです。

会社員フルリモートのキャリアアップ問題

都会に会社があり地方でリモートワークをしている場合だと、どうしてもキャリアが限定的になります。

希望する部署は本社にしかない場合など、選択肢が減ってしまう問題があります。

会社員フルリモート収入の限界

フリーランスではなく会社員の営業職だと営業成績だけではなく、社内でのキャリアアップがお給料に反映されます。

なのでリモートワークによってキャリアアップがしづらい場合、年齢を重ねていっても収入が増えません。

会社員リモートワークの1日

リモートワークのメリットでもお伝えした自由度の高さですが、働くママになった後にこそ恩恵を受けられたと感じています。

通勤がない時間分を家事や育児、休息にあてられます。

夫婦二人の場合

夫 医療福祉勤め。変則勤務でほぼ不在
子ども(4歳)1人 

出産前

7:50 起床
8:00 朝ごはん
8:20 身支度
8:30 洗濯機をまわす
8:45 PCの電源を入れる
8:50 掃除機をかける
9:00 zoom朝礼
~12:00 仕事
12:00ー13:00 ランチ
~17:30 仕事
17:30 zoom終礼
~19:30 残業
20:00 夕飯の支度&夜ご飯
21:00 お風呂
22:00 休憩
24:00 就寝

出産後

6:50 起床
7:00 子どもの園準備
7:20 自分の朝ごはん&子どものごはん手伝う
7:30 自分の身支度、洗濯物たたむ
7:45 子どもの着替え
7:50 体温測定・こどもの歯磨き
8:00 保育園へ送る
8:15 PCの電源入れる
8:20 掃除機をかける
8:25 コーヒー準備
8:30 仕事スタート
9:00 zoom朝礼
~12:00 仕事
12:00ー13:00 ランチ&夜ご飯の下準備
~17:00 仕事
17:15 夜ご飯準備
17:30 保育園お迎え
17:50 帰宅
18:00 子どもと夜ご飯
18:50 片付け
18:55 仕事の緊急メール等をチェック&返信
19:15 子どもとお風呂
20:00 洗濯機まわし、乾燥機かける
20:30 明日の準備、連絡帳記入
20:45 1時間休憩
21:50 子どもと一緒に就寝

出産後は時差勤務を選択していたため、始業も終業も30分早くなっています。

以前は子どもを寝かしつけてから起きて家事の残りをしていましたが、ママの気配がないことに気づいて起きてきたため、わが家では一緒に寝るようにしました。

ベッドに入ってからスマホを触ってしまい、結局0時ぐらいに寝るのですが、それでも7時間ちかく睡眠がとれるのは本当にありがたい環境です。

会社員フルリモートワークまとめ

地方でワンオペ共働きが続けられたのも、フルリモートワークだったからと言っても過言ではありません。

通勤時間がないゆえに、プライベートへ切り替える間がないことや、夜の休憩時間まではノンストップではありますが、地方で働くママ・ワーママさんにとって会社員リモートワークはメリットいっぱいです。

働く選択肢のひとつとして、もっと普及したらいいなと思っています。

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この記事を書いた人

5歳の息子を持つ地方在住のアラフォーママ。
地方で18年大手企業の営業職を経験。3年前のどに指定難病が発覚し「会社員」の枠組みが合わなくなって卒業。人生1度きり、喋りづらいなら書けるようになりたいとブログをスタート。一念発起しフリーランスとして再出発。持病があっても地方でも自分らしく働くためのロールモデルを模索中!

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