【ワーママの続く体調不良】元気な子どもと過ごすワンオペママのリアルな日常。

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働くママ、ワーママと検索すると「ストレス」、「疲れた」「しんどい」と続くように、仕事に育児に家事に、現代を生きる働くママはいつもギリギリの状態で過ごしているんだなーと痛感します。

皆さん日々本当にお疲れ様です!!

わたしもよく検索していました。全国にいるワーママさんも同じように頑張っている、とブログを読んで共感したり、自分自身を励ましていたひとりです。

わたしはある夏、猛烈な体調不良から自己免疫疾患が発覚し、正社員営業職の仕事を7年続けたのち退職しました。

わが家はワンオペママが不調で、子どもが元気な場合のリアルな日常です。

出産してから続いていた自身の体調不調と、退職するまでの仕事&育児を振り返ってみようと思います。

目次

産後に出はじめた体調不良

・月に1回のどから風邪をひく(かならず重症化する)
・気管支喘息を発症
・風邪の終わりがけは1週間程度咳で眠れない
・大好きだった歌が歌えなくなった
・とにかく疲労感が消えない

子どもが生後3か月になった頃を皮切りに、上記の症状が出るようになりました。

育休中はこのような状態だったものの「まぁ産後だし、免疫落ちているから仕方がないのかな…」と軽く捉えていました。

またわが家は、夫が医療・福祉従事者のため拘束時間がとても長く、休みが少ない上に夜勤もあり、必然的にワンオペ育児になっていました。

義理の実家は車で1時間の距離で現役の会社員。
わたしの実家は車で5時間の距離にあり、どちらの両親に頼ることもできない環境でした。

いま思えばどれだけ免疫が落ちていても月に1回風邪をひくって、やっぱり異常。

産前は友人と延々カフェでおしゃべりも大好き、ひとりでカラオケ・旅行に行くことも大好きで体調不良の予兆はない生活を送っていました。

体調不良のまま仕事復帰

仕事復帰してからが本当のスタートでした。

夫の仕事の関係で、保育園の送り迎えや急な保育園のお迎え要請など、在宅勤務(リモートワーク)とはいえ、すべてわたしが担当していました。

正社員フルタイムは同じ条件なのに、なぜわたしの負担ばかり増えるの?と不公平感に対してイライラ・・・

復帰して3か月目までは集団生活の洗礼を受け、溶連菌、胃腸炎、手足口病と立てつづけに子どもが流行りの病にかかりました。

そして看病するわたしに移る無限のループ…。そんな日々を繰り返していたある日の朝、異変が起きました。

え…!?…声がでない…!!!
ストレス?声帯麻痺?ちょっと意味がわからない…どうしよう…。

朝起きたら、まったく発声できませんでした。咳をする声もでませんでした。本当に焦りました。

しかしまったく声がでないのにその日仕事は休みませんでした。今思い出しても不思議です。

子の看病で有給を着実に消化していたので、自分の体調不良のために有給をつかう選択肢が浮かんできませんでした。

翌日から内科、耳鼻科と病院へ通いましたが、声帯に問題はなく「原因不明」が続きました。1日仕事して疲れて眠ろうも喘息で眠れず、咳き込む音で子どもが起きて、寝かしつけて…の繰り返しをしながら毎朝を迎えていました。

まともに声が出るようになるまでに1か月半かかりました。その間すべてが限界を超えていて、仕事も育児も睡眠も家事もどうやっていたのか記憶がありません。

やっと声が出るようになり、育休前の通常業務ができるようになったのは復帰して4か月目のことでした。

体調不良で本当に辛かった4つの瞬間

今は退職しましたが、育休復帰後から退職するまでの4年間のうちに4、5回ほど声を出せなくなりました。

もちろんこの間はずっと辛かったのですが、その中でも本当に辛かった4つの瞬間がありました。

1,しゃべれない

  • 仕事はすべてをメールでこなす
  • 家庭内の会話はLINE
  • 保育園の送迎も連絡帳かジェスチャーを駆使
  • 電話対応ができない

園からのお迎え依頼の電話は、

夫の職場に連絡してもらう

夫が受話

帰れるときは早退してもらう

無理な場合はLINEでわたしに連絡をする

お迎えはわたしという流れでしのぎました。

子どもはなぜママがしゃべれないのか分かりません。声掛けが必要な時期に話しかけてあげられず、申し訳なさすぎてとても辛かったです。

子どもと散歩をしていて急に道路に飛び出したり、スーパーでウロウロ、迷子になっても声を出せず探すことしかできなかったので、ヒヤッとする瞬間が多々ありました。

2,仕事のために全力で遊べない

声が出ない時に同僚へ迷惑をかけた負目もあり、元気な時は積極的に営業でチーム貢献に努めました。

でも次またいつ調子を崩すかわからず、週5日フルタイムで働いた後の週末は休息に充てていました。

子どものやりたい&遊びたい気持ちを優先してあげられず、常に風邪をひかないよう自分の行動に保険をかけて過ごしました。

3,年収2桁ダウン

営業職なので結果が出なければ当然昇給も見直され、ボーナスもカットされました。気づけば良かった時の年収から3桁ちかく減額していました。

がんばった対価がダイレクトにお給料につながることも営業職の醍醐味で続けてきました。

でも年収は減るいっぽうで、病院代や薬代は増えていくばかり。一体なんのために働いているんだろうとつくづく思っていました。

4,判断・選択

子育て経験がなく、管理職なりたての女性上司に変わったタイミングに、運悪くはじめての休職をすることになりました。

元会社は、医師の診断書が出てはじめて休職制度が使えますが、わたしは体調不良が「原因不明」だったために休職を取るまでに時間がかかりました。

診断書がないと休職できないの一点張りだったので、

「退職するしか残された方法はないのでしょうか…?」

と上司に他の方法を確認してもらっていました。その時に放たれた今でも忘れられない一言。

「仕事辞めますか?続けますか?」

と冷たく選択を迫られたことは忘れられません。悔しすぎてその時に辞める選択はしませんでしたが、「あぁ、わたしはお荷物なんだなー」と現実を突きつけられた瞬間でした。

わたしの場合は、体調不良が原因不明で病院めぐりが続いており「保険証」を手放せなかったことや、保育園の登園も関係したためこの時は辞めませんでした。

働くママは自分のこと、子どものこと、判断や選択をいつも迫られています。この判断で良かったのかどうかさえも正解がありません。

判断することや選択そのものが、働きながらだととてもしんどかったです。

体調不良の時に本当に役立った子育てグッズ

わたしは常に体調不良でしたが、わが子は登園し始めた頃のみ病気にかかった以降、まる3年間皆勤賞でした。(突発性発疹などはシルバーウィーク中にかかったりとタイミングも良かった)

正直なところ子どもが元気だったお陰で、体調不良でも仕事を続けることができたと思っています。

それでも元気な男の子をワンオペで不調のワーママが行う育児は大変でした。そんなわたしが本当に役立ったグッズを紹介します。

  1. キッズタブレット
  2. 室内トランポリン

もともとTVでkids youtubeを見せていました。ですが、リクエストされる度にチャンネル変更をすることがツラく、1歳半でタブレットデビューしました。

「デビューが早すぎる!」や「長時間見せるのは良くない」など賛否両論はありますが、どこにも行けないワンオペの休日を乗り切ることができたのは他でもないキッズタブレットのお陰です。

行ける日は散歩もしました。しかし雨の日、雪の日、体調がどうしようもない時も無限の体力を持つ男の子。体力がありあまり激突して壁が凹むこともザラ(新築なのに…)。

そして2歳になる頃にはお昼寝もしなくなったため、体力消費にトランポリンを購入しました。トランポリンのお陰かどうかは不明ですが、体幹が鍛えられたのか3歳になってすぐ自転車に乗れるようになりました。

体調不良時に本当に役立った家電

  1. 食洗機
  2. ドラム式洗濯機
  3. 電子レンジ

時短家電は働くママ、ワンオペママの神家電だと思います。時間をお金で買っていると言っても過言ではありません。

ワーママの体調不良であきらめたこと

  1. バランスの良い食事
  2. できない自分を責めること

家でバランスを考えて作っても食べないどころか、手抜きのごはんを喜んでいました。

ふりかけご飯とおみそ汁で休日はしのぎ、バランスの良い食事は保育園の給食に頼りました。

できないことが多くイライラしたり、自己嫌悪になったりしましたが、変えられないことに悩むことを辞めました

変えられるのは自分の考え方や環境だけだと気づきました。

体調不良時のストレス発散方法

  1. 涙活
  2. 20分の昼寝
  3. 捨て活

原因不明だった時によく「ストレスを溜めないように」と言われたり、人と会話することやカラオケなどでストレス発散を提案されました。

でもわたしの場合は声が出なかったため「それができるなら、こうなっていない」と、逆にストレスでした。

「涙活」と書きましたが、わたしが韓国ドラマにハマったきっかけでもあります。字幕を読まないと内容が入ってこないので自動的に思考が停止します。

集中している間は日々の考え事から離れるいい機会になりました。そして涙を流すととにかくスッキリできました。

休日のお昼寝も子どもは横でタブレットを見ている隙に、20分でも昼寝ができると起きた後、体も脳も回復しているのを実感しました。

あとは家中ゴミ袋をもってウロウロ。家もキレイになって、余計なものを手放していくと気持ちが落ち着きました。

ワーママの続く体調不良まとめ

過酷でストレスフルだったワーママ時代も、こうして振り返ってみると一瞬のように感じます。

でも渦中にいる時は本当に辛くていっぱいいっぱいな毎日を過ごしていました。

ワーママの皆さんは本当に毎日、先の見えないゴールにむかって頑張っています。

自分のことよりわが子を優先していると思います。わが子に向ける優しさを自分自身にも向けてあげてくださいね。

体調不良が続き、病院に行く時間も薬もなるべく減らしたくて、気づけば資格取得をしていました。

興味のある方はご参考になさってください。

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この記事を書いた人

6歳の息子を持つ地方在住のアラフォーママ。
地方で17年間大手企業の営業職を経験。膠原病が発覚し「会社員」の枠組みが合わなくなって卒業。なやんだ末長く続けた仕事の内容で一念発起しフリーランスとして再出発。持病をもっても自分らしく働くためのロールモデルを模索中!

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